はじめに
弁護士、司法書士、公認会計士、不動産鑑定士、税理士、社会保険労務士、行政書士
などの国家資格や大学受験、高校受験などの各種試験において、合格する人と合格しない人の違いはどこにあるのでしょうか?
おそらく、それは、勉強法に違いがあるのでしょう。
世の中にはたくさんの試験勉強に関する本が販売されています。
基本テキストや応用テキスト、過去問題集はもちろん、受験勉強の仕方まで実にたくさんの受験対策の本が販売されています。
しかし、それらを参考にして、受験に挑んだとしても、皆が必ず合格するわけではありません。
そう考えると、合格する人と合格しない人の違いは、単に勉強法が違うだけとは言い切れません。
では、他に一体何が違うのでしょうか?
最も大きな違いは、試験に向かう際のメンタルにあるのです。
さらに、日ごろ勉強に取り組む際のメンタルに違いがあると言えます。
1、今の自分を知る
(1)恐怖心
我々は日々何らかの「行動」をし、その「行動」によって何らかの「結果」がもたらされます。
そして、我々の前には、そのもたらされる「結果」に対する「恐怖心」もあります。
我々は、これまで多くの教材、授業、講演などを通じて繰り返し学んできたはずなのに、なぜ最善の「結果」を出せないでいるのでしょうか?
早く、試験に合格して、活躍したい、収入をあげたい、素敵な人間関係を作り上げたい、などと思っているのに、何があなたの邪魔をしているのか?
それは「恐怖心」です。「恐怖心」があなたの成功を邪魔をしているのです。
それでは、「恐怖心」を乗り越えるにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法はまず、「今の自分を知る」ということです。
今の自分を知り、自分の心の中にある「恐怖心」の正体さえわかれば、それを乗り越えることができるのです。